霞が関ビル、京王プラザ、新宿三井ビル…。日本の超高層ビル建築時代のあけぼのを築き、近年は、「ハウステンボス」に代表されるエコロジカルな建築と地域づくりに奔走する著者。高度成長期から地球環境時代へと一貫した時代のトップランナー、元(株)日本設計社長・池田武邦が身をもって日本の歩むべく道を指し示す。超高層から日本の生態に根ざした環境づくりへ。これは「日本現代史」「現代建築史」でもある。