「史記」の扁鵲倉公列伝に、漢方医として初めて名前を残し、死者を蘇らせるとまでいわれた薬王扁鵲の、波乱に満ちたファンタジーストーリー。禁断の医書"黄帝内経匿口"を求めて、危険な旅に出た扁鵲の強靱な意志は、次の世代に受け継がれた-。