日本では障害児を分けたところで教育する体制が作られ、それが正しいと信じ込んでいる文部科学省・教育委員会・学校が、「安全」や「発達」を理由に普通学校の中で親子を苦しめます。それは「特別支援教育」なるものが施行されても、基本的に変わりません。学校の中で起きる困った出来事にどう考え、対応したらよいのかについて、本書では、親、市民、教員、医者、学者、弁護士など全国連絡会にかかわる方々が、それぞれの立場から答えています。なるべく一つの問題に複数の回答を用意しました。