• 著者牧秀彦
  • 出版社二見書房
  • ISBN9784576130910
  • 発行2013年7月

哀しき刺客 / 八丁堀裏十手5

廻方同心「北町の虎」こと嵐田左門は還暦で引退したが、北町奉行遠山景元の推挙で現役に復帰した。夜更けの大川端で左門は、かねて顔見知りの若待が、待ち伏せして襲いかかってきた武士たちを居合で一刀のもとに斬り伏せた現場を目撃した。若侍はいつも回向院の境内で界隈の子供らの遊び相手をしている心優しき若者であった。柔和な若侍がなぜ襲われたのか…。

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