フランク王国からミッテラン政権まで、これ一冊で見通せる!
フランス国内はもとより国外においても定番書として読まれ続けている碩学による通史、平易な訳文による日本語版がついに刊行。メロヴィング朝、カロリング朝、ルネッサンス、絶対王政、革命、世界大戦、第五共和政……一気通貫に見渡し、長大な歴史の要点がわかる! 政治・文化・経済ほかあらゆる面で、日本人の関心を強く引きつづけてきたフランスという国をより深く、明確に知るために必須の、背骨としての歴史を見渡す一冊。こうして、フランスはフランスとなった!
【本書の内容】
第一章 起源
第二章 メロヴィング朝
第三章 カロリング朝
第四章 カペー朝
第五章 カペー朝時代のフランスの諸相
第六章 百年戦争
第七章 近世の夜明け──一四六一~一五一五年
第八章 絶対王政の誕生──一五一五年~五九年
第九章 宗教戦争
第十章 国家の再建──アンリ四世とルイ十三世
第十一章 アンヌ・ドートリシュとマザラン
第十二章 ルイ十四世の内政
第十三章 ルイ十四世の外交政策
第十四章 ルイ十五世の治世──一七一五~七四年
第十五章 ルイ十六世とアンシャン・レジームの危機
第十六章 革 命──王政の崩壊
第十七章 フランス革命と第一共和政
第十八章 ナポレオン
第十九章 立憲王政
第二十章 第二共和政
第二十一章 第二帝政──内政
第二十二章 第二帝政──外交
第二十三章 第三共和政──保守党から急進社会党へ
第二十四章 第一次世界大戦
第二十五章 両大戦間の第三共和政──一九一九~三九年
第二十六章 第二次世界大戦
第二十七章 第四共和政
第二十八章 第五共和政
第二十九章 フランソワ・ミッテランの治世──一九八一~九五
監訳者あとがき(鹿島茂)