• 著者内田樹 小田嶋隆 釈徹宗
  • 出版社晶文社
  • ISBN9784794970374
  • 発行2019年3月

街場の平成論

どうしてこんな時代になったのか?
「丈夫な頭」を持つ9名の論者による平成30年大総括
平成の30年は、日本の国運が「隆盛」から「衰退」へと切り替わる転換期だった。
なぜ30年前に期待されていた「あのこと」は起こらずに、
起きなくてもよかった「このこと」ばかり現実になったのか?
平成という時代の終わりに向けて、この間に生まれた絶望の面と希望の面を、
政治・社会・宗教・自然科学など9つの観点から回想するアンソロジー。
【目次】
まえがき 内田樹
戦後史五段階区分説 内田樹
紆余曲折の日韓平成史 平田オリザ
シスターフッドと原初の怒り ブレイディみかこ
ポスト・ヒストリーとしての平成時代 白井聡
「消費者」主権国家まで 平川克美
個人から「群れ」へと進化した日本人 小田嶋隆
生命科学の未来は予測できたか? 仲野徹
平成期の宗教問題 釈徹宗
小さな肯定 鷲田清一

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