グローバル化の時代は学力の概念を変え,経験のない多様性や深い分断に日本の学校・大学を向かい合わせることとなった.教科教育から,学校・地域のデザイン,教師論,そして教育行政,国際比較まで,東京大学教育学部のスタッフが結集して,改革の現在とその向かいつつある先を活写し,問題を提起する.