• 著者加藤一(怪談作家)
  • 出版社竹書房
  • ISBN9784801918771
  • 発行2019年6月

「忌」怖い話 卒哭怪談

ある日突然、左の視界に現れた黒い点。
それは戦国時代に端を発する祟りの始まりだった……
呪われた一族の運命。「代々二人」の意味とは? 書き下ろし実話怪談!
〈お前は鬼から隠れたり追われたりする遊びをしてはいけない〉家族からきつく戒められていた少女が、ある時神社の境内でかくれんぼをしてしまい…「もう、いいかい」、結婚式で招待客の首にマフラーのごとく巻き付いていた炎。やがてそれは蛇のように新婦の手首に移ってきて…「人を呪わば」、ある日突然、左目の視界に黒い点が現れ、徐々に視力が奪われていく。それは祟られた一族の宿命であり、因果は戦国時代に遡ると言うのだが…「代々二人」他、負の念が呪となり禍をなす戦慄の43篇。伝説の実話怪談シリーズ「超」怖い話の最古参メンバーにして、現4代目編著者が手掛ける渾身の一冊!

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