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  • Authorトミ・アデイェミ 三辺律子
  • Publisher静山社
  • ISBN9784863895119
  • Publish Date2019年5月

血と骨の子

舞台は、オリシャ王国。かつては魔師と魔力を持たない者が共存していた。しかし、魔師を憎む国王サランは、<襲撃>を行い、国から魔法を一掃した。ゼリィは、白い髪をもつ魔師の17歳の少女だが、<襲撃>で母を殺され、魔力も失くしてしまった。ある日、市場で兵士に追われる一人の少女を救出する。それは、冷酷な国王のもとから逃げ出してきた王女アマリだった。ゼリィは、国王の娘に反感を抱きながらもアマリを連れて、兄のゼインとともに逃走する。それを追走するのは、父の期待に応えようとする王子イナン。アマリが王宮から持ち出した<巻物>によって、ゼリィの魔力が発動する。イナンもまた<巻物>に触れ、自らの魔力に気がつきはじめる。王国に魔力がよみがえったのか? 
物語は、逃げるゼリィとアマリ、追いかけるイナンの視点を行き交いながら展開していく。
神話的な魔法の世界と、スリリングな冒険を描く、壮大なファンタジー。

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