本書では、シンプルなベーシックスタイルはフォーマルウェアとして、シャツ風ドレスは街着として、体型や年代を問わず着られるデザインを選んでいます。そして一着の中から、できるかぎり多くのテクニックを取り上げています。どんな方法でも縫い上げることはできますが、本書では無駄な作業を省き、効率のいい方法ということを重点に考えてあります。また、ディテールを変えていろいろなデザインのドレスを作っていただくために、部分縫いや、ちょっと難しいシルキータッチの素材を縫いやすくするための接着芯の上手な使い方など、ドレスを作るのに役立つ多くの方法をわかりやすく解説しています。