本書では、一日一話で論語の三百六十五話を一冊にした。気軽にどこを開いてもらってもよいだろう。そもそも論語自体が孔子とその弟子たちの言行を拾い集めたものであって、体系的なものではないからだ。本書の三百六十五話で論語のほとんど重要な部分が身につけられるように構成されている。気に入ったところから身につけていってほしい。繰り返し読まれることで、あなたの"生きる力"が日に日に強まるはずである。