〈自閉症学〉に出会うと、自分のこと、障害のこと、社会のことが少し違った角度で見えてくる。
18の学問・テーマから“自閉症”にアプローチすることで、この現代という時代とわれわれ人間への理解を深める、まったく新しい試みのはじまり。
いざ、<自閉症学>の世界へ――
なぜいま“自閉症”が注目されるのか?
この自閉症にアプローチすることで、現代社会や今を生きるわれわれ人間のことをあらためて問うことができるのではないか?
――本書では「心理学」「哲学」「文化人類学」「法律」「文学」「生物学」など、文系・理系あわせ18の学問・切り口から自閉症をとらえることで、この現代という時代と人間理解を深めることを試みる。さまざまな学問分野からの自閉症へのアプローチの束、オーティズム・スタディーズ(Autism
Studies)の新たな可能性を示す書。國分功一郎×熊谷晋一郎×松本卓也による鼎談も同時収録。