韓国発! 無礼な人のトリセツ
本書は、昨年1月に韓国で発売され40日間で7万部の売上を記録したベストセラーエッセイ。
パワハラやセクハラに限らず、私たちは日常生活のなかで理不尽な発言や習慣にしばしば直面する。権威的で男性中心の韓国社会では、目上の人や上司にストレートにものを言うのはとても難しい。無礼な人に出会ったとき、どうすれば冷静に自分の意見をセンスよく伝え、自分の立場を守れるのか――。
著者は、韓国の20代女性から圧倒的支持を得ているWebマガジンの編集長。職場や家族、恋人など、周囲の人々と関わるなかでイヤな場面に出くわしたとき、どこまで感情表現をしたらいいかわからず関係をこじらせることも多かったという。
そんな著者が、自身の経験にもとづいて、効果的な対処法を伝授する。
「私は二十代を生きてきて、自分を傷つける人たちに我慢ばかりしていると無気力になってしまうと悟った。私はしっかり自分の足で立ちたかったし、自分の内面の叫びを聞けなくするような外部の騒音には、余裕をもって音声オフのボタンを押したかった。(…)本書が、無礼な人の中にいてもしっかり自分を見出したい人の一助となることを願っている」(プロローグより)