この世の中はまったく嘘だらけである。取るに足らぬ嘘なら、騙されるのは馬鹿だといってすますこともできる。しかし、戦争問題、エネルギー問題、環境問題などで、政府の嘘に騙され大衆が合唱すると、とんでもないところに連れていかれる。この本では、「リサイクル社会」や「地球温暖化」といったお題目にいかに嘘がまぎれこんでいるか、その正体とあらたな提言が平易に解き明かされている。