第六章 古代日本国の変質と地域勢力の胎動 第一節 寛平・延喜の国制改革 第二節 東国国家の樹立と「海賊」の瀬戸内海支配 ──天慶の乱── 第三節 十世紀の社会と政治 第四節 地域社会の活発化と十一世紀中葉の国制改革 第五節 十一世紀後半―十二世紀前半の社会と政治
第七章 東国王権の出現と王朝文化の変貌 第一節 十二世紀後半の社会と政治 第二節 東国の王権―鎌倉幕府の樹立 第三節 東国・西国戦争──東国王権の確立 第四節 十三世紀の社会と文化
第八章 東西の王権の併存と葛藤 第一節 協調する東西の王権 第二節 モンゴル襲来と十三世紀後半の社会 第三節 十三世紀後半―十四世紀前半の社会 第四節 東国「国家」の崩壊