『言葉図鑑』シリーズは、言葉をそのはたらきごとに分けて、1巻ずつにまとめたものです。第5巻『つなぎのことば』は、むかしから、てにをはとよばれている言葉(助詞)を47語あつめました。てにをはは、いつもほかの言葉のあとについてつかわれますが、言葉と言葉のつづきぐあいや意味をはっきりさせたり、話し手の立場を表したりする大切なはたらきをもっています。絵本でとりあげるのはとてもむずかしい種類の言葉ですが、五味太郎ならではのきりくちと絵で、楽しくくりひろげられています。自分でもあれこれとためしてつかってみながら、あそんでください。