在日韓国・朝鮮人二世であるキョンナムさんが〈ラジオたんぱ〉で語った自分の思いは、リスナーたちの心に深く届いた。声と手紙による出会いの記録。 目次 クミヨ! 美しく小さな私の夢よ/色が違う!/夢にチャレンジ/大きな「tear-point」 好きになってほしい国 第一回目の放送/光州、木浦への旅/ちゃんと話しておきたいこと/私も好きになりたい/大きな谷間にポーンと橋を架けて アリランを歌った日 歌います!/腹が立ってしょうがない/なぜ北と南に分断されたの?/必ずチャンスはある/“アリラン”の四行詩の中に/放送がきっかけでハングルを/祖国が統一されなきゃ “私ト出会ッテホシイ”/「帰ってきたキョンナムさんと語る」/スポット・ライトとなって/十六歳の僕が感じた韓国/私が最初の友だちね 日本の中の“外国”と向き合おう 豊かな日本の難民問題/カンボジアから来た素敵な友人/在日韓国・朝鮮人は元祖“難民”/日本にとっての“国際化”って?/骨になっても帰れない “夢”を聞かせてください 夢にしっかり手触り/枠に入れられると生きられない/“地球さえ忘れなきゃ” 心を揺さぶられる出会い 心にふれたもの/絶対ニ間違ッテル/市井の片隅にキラリと光る人/その時代を自分のものとして 大切なのは“距離感” まず“三・一独立運動”の話から/選挙に歴史の変わり目を期待したけど/選挙権がないなんて!