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  • 著者山折哲雄
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784106038396
  • 発行2019年5月

「身軽」の哲学

よく生きたのだから、そろそろ鎧を脱いで気楽にならないか。人は、後半生になると重荷を下ろしたくなるものだ。西行、親鸞、芭蕉、良寛に共通するのは、人生の折返し点を過ぎ、歌や句に傾倒していったこと。肩にのしかかった責務や思想、人間関係などから解き放たれ、旅に出て「うた」をつくった。孤独を楽しみ、軽やかな自由の世界にあそんだ。『「ひとり」の哲学』に続く、心にしみる人生論。

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