大河川の流域から始まった人類の歴史は、治水の歴史ともいえる。水がなければ生きられず、水によって痛めつけられてきた人類は、さまざまな失敗と克服を繰り返し、ひたすら巨大化を追い求め、自然と闘ってきた。人類は、ついに"大船、山を登る"技術さえ手に入れた。