中途半端な制度化に終わった戦後日本の学校図書館の苦闘と挫折の歴史をたどり直し,すぐそこに来つつある「主体的・対話的で深い学び」が求められる知識社会に対応するために,学術情報センターとしての新たな学校図書館と司書のヴィジョンを浮かび上がらせる.