タニーシャという女の子が、新しい服にグレープジュースをこぼしてしまいました。1人のクラスメートは、タニーシャの心が傷つきませんようにと願い、そんなときママがいつも言う「みんなにやさしくしてあげるのよ」という言葉を思い出したのです。でも、やさしくするって、どういうことなんでしょう。どんな風にすれば「やさしく」が伝わるのか、どうふるまえば1人の友だちを助けてあげられるのか、この本には、じーんとくる上に、あなたが一緒に深く考えることができるお話が書かれています。