本書では、現代思想を個々バラバラなものとしてではなく、現代思想の出発点であるニーチェからの流れから歴史的にとらえるという視点と、現代思想がどういう問題意識を共有しているかという二つの視点から、大胆に整理し、難解とされる現代思想を、図版を駆使し、わかりやすく解説している。