郊外の新設高校を舞台に、生徒会役員に選出された主人公・冴島翠(さえじま・みどり)たちの恋と友情をみずみずしく、ドラマチックに描き、「少女漫画の金字塔」として数々の名場面、名台詞とともに今なお語り継がれている伝説的名作『天使なんかじゃない』。1991年に「りぼん」で連載開始されるや読者の熱烈な支持を受け、同誌が1993年末に少女漫画誌最大部数255万部を達成した際は中心を担う作品となりました。まさに平成を代表する作品です。その単行本を学年、学期を区切りに再編集した新装再編版を二ヶ月連続で刊行します。再構成された全5巻のカバーは全て作者の矢沢あい氏が新作イラストを描き下ろし。主要キャラクターたちの新たに描き出された表情や、みずみずしい青春を切り取ったシーンにぜひご注目ください。