• Author中北朋宏
  • Publisher日本経済新聞出版社
  • ISBN9784532322854
  • Publish Date2019年6月

「ウケる」は最強のビジネススキルである。

◆「働き方改革」の推進や、組織の高齢化で、社内でのコミュニケーションが難しくなった。かつての日本企業では集団に帰属し、家族や仲間と楽しくやりたいという「社会的欲求」が強く、飲み会や社員旅行、運動会がうまくその潤滑油の役割を果たしていた。しかし、社内のイベントが減少する中で、「部下(メンバー)が本音を言ってくれず、信頼関係が築けない」「仕事はできるが人望がない社員が増えた」「職場で関係性が作れず孤立してしまう」などの課題が出てきている。
◆こうした課題への処方箋として、著者は「コメディケーション」を提唱する。「コメディケーション」とは、笑いを軸にコミュニケーションを考えることだ。著者は、「笑い」は構造を理解すれば、日々のトレーニングで鍛えることができると主張する。笑いを軸にコミュニケーションをとることで、職場での心理的安全性が担保され、関係者同士の距離も近くなり、アウトプットの質が向上する。
◆本書では、著者が行っている研修の中から、ネガティブな言葉をポジティブに表現したり、心に残る話の構造を解き明かしたり、職場やビジネスの現場を楽しくし、コミュニケーションを円滑に行うためのアイデアや技術を抽出した。ストーリー形式で具体的なシーンを想定したもので、「今すぐ」使える内容となっている。

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