日本人がひたすら合理精神の塊だと思っている科学は、「超越神」と「イエスの復活」を信じるキリスト教の土壌から生まれた。素粒子の究極構造から宇宙の起源までを究めようとしている現代物理学の先端に立って著者は、この世界を理解する上で科学と信仰がどう関係し合っているというのだろうか。