• 著者道尾秀介
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784163910512
  • 発行2019年7月

いけない

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される。



『向日葵の咲かない夏』の原点に回帰しつつ、驚愕度・完成度を大幅更新する衝撃のミステリー!



第1章「弓投げの崖を見てはいけない」

自殺の名所付近のトンネルで起きた交通事故が、殺人の連鎖を招く。

第2章その話を聞かせてはいけない」

友達のいない少年が目撃した殺人現場は本物か? 偽物か?

第3章「絵の謎に気づいてはいけない」

宗教団体の幹部女性が死体で発見された。先輩刑事は後輩を導き捜査を進めるが。



どの章にも、最後の1ページを捲ると物語ががらりと変貌するトリックが……!

ラストページの後に再読すると物語に隠された〝本当の真相〟が浮かび上がる超絶技巧。

さらに終章「街の平和を信じてはいけない」を読み終えると、これまでの物語すべてがが絡み合い、さらなる〝真実〟に辿り着く大仕掛けが待ち受ける。



「ここ分かった!?」と読み終えたら感想戦したくなること必至の、体験型ミステリー小説。

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