2018年ノルウェー文化省児童書賞 最優秀賞
2019年ボローニャ・ラガッツィ賞 優秀賞(ノンフィクションの部)
『THE GUARDIAN』の「The best children’s books of 2018 for all ages」企画にも選ばれ、
日本を含む22カ国で翻訳される注目の1冊
ノルウェー発! 民主主義を求め闘った女性たちの歴史を描いたコミック作品
19世紀、女性と男性とでは人生を送る条件がまったく違っていました。
女性は投票もできず、自分でお金を稼ぐこともできませんでした。自分の体を管理することはできませんでした。女性の体の決定権は父親にあり、結婚してからは夫がそれを引き継ぐのです──
解題:牟田和恵(大阪大学 ジェンダー論)
伊藤詩織さん(ジャーナリスト)推薦!
──この本で出会う女性たちと、彼女たちの言葉を、私は忘れることがないでしょう。
ミレニアル世代の私は、“自由”な環境で育ってきた。
自分が性暴力被害を経験するまでは、この社会に鎖が存在することにも、
その鎖に傷つけられてきたことにも、気づかなかった。気づきたくなかったのかもしれない。
鎖から放たれようと行動するのは容易なことではない。
けれど「言葉ではなく行動を」
あなたが動けば必ず波が生まれ、それはいずれ未来を動かす大波にもなる。
一人一人にそのパワーがある。
そうこの本は教えてくれる。──