愛は心に降り積もる故郷の風景、キリスト教との出会い、神父になるまでの道のり、暮らしの中でのささやかな喜び――懐かしい日々の思い出を呼びおこす、珠玉のエッセイ集!人生の分岐点でわたしを導いてくれたのは、いつも愛だった。キリスト教では、神と愛は一つのものだと考えられている。愛である神は、生まれたときからわたしの心の中に宿り、わたしと共にいて、人生の道をここまで導いてくださったのだ。