27のトラブルケースから労働事件解決の勘所を理解する!
企業が国内外で直面する法的トラブルとして「労働・労務関連事項」は現在大きい関心事となっている。労働事件にまつわる裁判例や法改正をはじめとした動向に対応する必要があるなかで、熟達した労務担当者、労働法分野に精通した弁護士の需要が高まっている。
本書は労働事件を専門とする弁護士を擁する東京弁護士会労働法制特別委員会のメンバーが、労働事件の項目別によく遭遇する27のトラブルケースを例に挙げ、最新の裁判例や動向を盛り込みつつ、案件解決のための急所や問題点を解説したものである。使用者側だけではなく労働者側の視点からも解説し、問題の核心や背景を立体的に明らかにした他に類をみない書籍となっている。
労働分野に取り組みたい弁護士だけでなく、企業の労務担当者、社労士等にも必読の1冊。