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  • 著者時吉康範 坂本謙太郎 日本総研未来デザイン・ラボ
  • 出版社日本経済新聞出版社
  • ISBN9784532322892
  • 発行2019年7月

2030経営ビジョンのつくりかた

新元号「令和」がスタートし、2020年という節目は目前、足元の業績も好調ないまこそ、次の成長に向けての長期ビジョンをつくろう!という経営者は多い。とはいえ、だいたいは社長およびその周辺だけが乗り気になっており、経営企画や現場は当惑する、というケースも少なくないようだ。だいたい、こんなパターンだ。-10年後の話なんて、どこから手をつけていいかわからない-そもそも、そのころどんなテクノロジーが出てきているかもわからないし、予想するだけ時間の無駄だ-この忙しい時期に、悠長にそんなものをつくっているヒマはない-2010年ごろもそういうのをつくったが、役に立っていないし、みんなもう覚えてないよ……などなど。いずれも、ごもっともである。しかし、では未来のことを考えなくてもいいかと問われると、もちろんその必要性はみんなが認識している。本書は、意味のある「中長期ビジョン」を作り上げ、実行にまで落とし込んでいく手法を解説するものである。◆本書の特徴。-実際に企業の未来ビジョン策定を手伝ってきた著者が、具体的な事例をもとに展開する-陥りやすいワナ、ありがちな失敗をとりあげ、それらを防ぐ方法を紹介する-線形予測(少子高齢化、デジタル化など、誰もが予測できる未来)と 非線形予測(非連続的で、業界構造を破壊してしまうインパクトを持つ変化)のかけ算で、 自らつくるべき未来を描く「未来洞察」の手法を説明-実践的な9つのステップを解説。長期ビジョン作成から現場に浸透させ、 実行計画にまで落とし込む段階までをフォローする。

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