• 著者堀田和成
  • 出版社法輪出版
  • ISBN9784938418250
  • 発行1988年6月

巨人モーゼ 第2巻 / 遊牧の日日

ミデアンの地に逃れたモーゼは、この地で20余年の遊牧生活を送る。妻をめとり、子をなし、一介の砂漠の民としての日日を送るが、この歳月は彼の胸底にまことの信仰が根づくための摂理の時でもあった。やがて劇的な主の召命が訪れる。ミデアンの山の燃え立つ柴の前で、初めて主と対話をかわしたモーゼは、奴隷生活に苦しむ同胞ヘブルの民の解放の命を受けて、故郷エジプトへと向う。途中兄アロンと会い、人類史を変えるモーゼの歩みは、ここに第1歩を踏み出す。

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