中学を卒業したばかりのルーチョは、5歳の時に失明した。だが世界は消えていなかった。周りの目が気になり素直になれない中、無口な少女キアーラと出会い、大切な何かに気付いていく…。大人への一歩を踏み出す少年少女の成長物語。10代から大人まで読んでもらいたいイタリアの児童文学作品。