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  • 著者芦沢央
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784163910697
  • 発行2019年8月

カインは言わなかった

芸術にすべてを懸けた男たちの、罪と罰。

エンタメ界のフロントランナーが渾身の力で書き上げた、

慟哭のノンストップ・ミステリー!



「世界のホンダ」と崇められるカリスマ芸術監督率いるダンスカンパニー。

その新作公演三日前に、主役が消えた。

壮絶なしごきにも喰らいつき、すべてを舞台に捧げてきた男にいったい何があったのか。

“神”に選ばれ、己の限界を突破したいと願う表現者たちのとめどなき渇望。

その陰で踏みにじられてきた人間の声なき声……。様々な思いが錯綜し、激情はついに刃となって振るわれる。



『火のないところに煙は』で本屋大賞ノミネート。

『許されようとは思いません』続々重版中。

もっとも次作が待たれる作家の、実に2年ぶりの長篇大作!

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