25万部突破の「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」の著者がおくる「今、最も中学生へ伝えたいこと」をまとめた最新刊。
コミュニケーションツールの多様化により複雑になっている人間関係、ひきこもり、不登校など……生きづらさを抱える子どもたち、そして様々な場面で悩み苦しんでいる大人に向けて、ホスピス医として今まで3000人以上看取ってきた著者が、「自分が命の現場で学んだことを伝えたい」としてスタートした「折れない心を育てるいのちの授業」プロジェクト(OKプロジェクト)。本書では、2人の中学生・ユキとはるかの「自分を認めて人に優しくなれる物語」として、そのエッセンスを取り入れながら、自分、そして他人の苦しみ・悩みとの向き合い方や「自分はこれで良い」と思える自己肯定感の育み方など、これからの人生を強く優しく歩み続けるために大切なことを伝えていきます。親子で一緒に読む本としておすすめです。
また、子どもたちに知っておいてもらいたい「死」と「生き方」の考え方についても収録。「人は死ぬ時にどんなことを考えるのだろう」「人は、死を目の前にしても、多くの自分を支えるものに気づき、心穏やかに過ごすことができる」「永遠のお別れの際の向き合い方」「この世からいなくなった後の絆について」など、ホスピス医ならではの観点で、自分らしく生きていくために必要な「支え」の大切さ、気づき方を語ります。