• 著者北方謙三
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784122033474
  • 発行1999年2月

道誉なり 下巻

室町幕府の権力を二分する、足利尊氏・高師直派と尊氏の実弟直義派との抗争は、もはや避けられない情勢となった。両派と南朝を睨みながら、利害を計算し離合集散する武将たち。熾烈極まる骨肉の争いに、将軍尊氏はなぜ佐々木道誉を必要としたのか。そして、道誉は人間尊氏に何を見ていたのか。「ばさら大平記」堂々の完結。

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