• 出版社アルティコmark編集部
  • ISBN9784065176047
  • 発行2019年9月

mark 12(FALL/WINTER 2019)

WHOLE RUNNING CATALOG
ランニングのすべて
初めてのマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)が開催され、東京2020へ向けて日本を代表するランナーが選出されようとしています。
ランニングに世の中の注目が集まるいまこそ、ランニングの知識を「民主化」して、誰もがアクセスできるものにするチャンスです。
走るという行為は不思議なものです。健康な人であれば、教えてもらうことなく自然と「走る」ことができます。だからランニングは、身体を動かそうと思った時に、真っ先に思い浮かぶもの、一番始めやすいスポーツとなっています。
それは一方で、走ることに明確な技術や方法論(長い年月をかけてある程度のスタンダードが確立されています)があることに気づけないままのランナーが大勢いる、という状況の原因となっています。
ランニングを始めたけれど続かない。
自分はファンランナーと決めつけている。
こうした人たちは、ただ闇雲に「走る」行為を続けている結果、効果的で健康に走るチャンスを逃しているのかもしれません。
2007年の第一回東京マラソン開催から12年、日本のランニングカルチャーは成熟し、多くのフルマラソン完走者を生み出しました。しかし、シリアスランナーとエントリー層の溝はむしろ開いています。
mark12号では、「WHOLE RUNNING CATALOG ランニングのすべて」という特集テーマの下、走るための基本技術をわかりやすく伝えます。

>> 続きを表示
    •  
    • この本が読めるところ
    • 借りた人・借りている人