専門職の信頼を揺るがせにする事件が相次ぐ昨今では、高等教育の「理論知」と現場業務における「実践知」をつなぐ「初期研修」に関心が集まっている。その初期研修について、教職、医師、弁護士、看護師、カウンセラーなどの職種でどのようなロジックや戦略の元で進められてきたのかを考察し、制度的な質保証のあり方を問う。