敗戦の満州から生きて還ったその命の底に、何があったのかこれは、今を生きる私たちにつながる父母・祖父母の命と尊厳の記録である。近隣の開拓団の集団自決の報が続くなか、開拓団副団長は、こう話したのだった。「どうにかして、生さて日本に帰るために、あんたら娘15人は、犠牲になって・・・兵隊さんの奥さんには頼めんでなぁ。どうか頼む」
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