• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.2038 2019.5.23

①66歳女子主張の5級高次脳機能障害は認定基準の「4能力のいずれか1つ以上の能力の半分程度が失われているもの」と自賠責同様7級認定した 横浜地裁 平成30年11月2日判決 ②復職している48歳女子主張の5級高次脳機能障害を否認し14級非器質性精神障害を認め10年間5%の労働能力喪失で逸失利益を認定した 大阪地裁 平成30年10月1日判決 ③14歳女子中学生の胆のう摘出による自賠責13級認定の後遺障害逸失利益をセンサス男女全年齢平均を基礎収入に18歳から67歳までの6%の労働能力喪失で認めた 金沢地裁 平成30年5月9日判決 ④30歳代男子フリープログラマーの5級主張両上肢麻痺等を否認、自賠責非該当も12級左肘痛等を認定し収入を得られる蓋然性認められないと逸失利益を否認した 東京地裁 平成30年11月6日判決 ⑤14級9号腰部捻挫等を残す40歳代原告らの症状固定を事故後約7か月と認定し、医師の指示なく、診療の妨げになっていた上、症状の改善に役立っていないと整骨院等施術費用を否認した 横浜地裁川崎支部 平成30年11月29日判決 ⑥幼児同乗可自転車に5歳、8歳の子を同乗させ、一時不停止で交差点に進入してY乗用車に出合頭衝突されたX自転車に5割の過失を認定した 東京地裁 平成30年10月9日判決 ⑦追突された原告乗用車はやむを得ない場合を除き急ブレーキをかけてはならないとの義務に違反したと4割の過失を認めた 名古屋地裁 平成30年10月24日判決 ⑧交差点での出合頭衝突で停止線7メートル手前での停止は「一時停止後進入」の事故類型と認めることはできないと原告車に8割の過失を適用した さいたま地裁 平成30年10月24日判決 ⑨対向被告乗用車との接触事故ですれ違い時に停止状態から発信した原告乗用車に3割の過失を認めた さいたま地裁 平成30年10月30日判決 ⑩運転操作に落ち度があった非接触、転倒の76歳男子原告自動二輪車と一時停止路から侵入した83歳男子被告乗用車の過失割合を原告2被告1と認定した 京都地裁 平成30年10月29日判決 ⑪自転車道で対向被告自転車とすれ違い時に接触・転倒した原告自転車の過失を4割と認めた 大阪地裁 平成30年11月16日判決 ⑫X会社事務所兼倉庫の出火箇所3ヶ所の火災は人為的と推認され出入口はすべて施錠等からX会社関係者により実行された故意放火と認定し保険金請求を棄却した 福岡高裁 平成30年5月24日判決  

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