①34歳男子主張の5空高次脳機能障害はMTBI認められず自賠責及び厚労省等の各種診断基準も満たさない等から発症を否認した 福岡地裁久留米支部 平成30年11月8日判決 ②自賠責12級7号認定の右ひざ関節機能障害を残す減収のない53歳男子公務員の逸失地益を実収入を基礎に14年間14%の労働能力喪失で認定した 大阪高裁 平成31年1月22日判決 ③18歳男子の左尺骨茎状突起骨折と軽微追突との因果関係を認め自賠責同様14級9号左手関節痛を認定した 東京高裁 平成30年12月6日判決 ④72歳男子の追突され腰椎椎間板ヘルニア等による12級主張の後遺障害は異常所見がみられないことから腰椎等の自賠責同様併合14級認定した 大阪地裁 平成30年12月18日判決 ⑤男子原告の第1事故で治療中の3ヶ月後に第2事故による損害は第1事故と第2事故が寄与したものと認め第2事故以降の損害の寄与度を3体7の割合で認定した 東京地裁 平成30年11月28日判決 ⑥頸椎狭小化等有する逆突された原告男子に頸部痛等の14級後遺障害を認定し3割の素因減額を適用した 名古屋地裁 平成30年12月19日判決 ⑦合図せず車線変更後、後続被告乗用車にクラクションを鳴らされ意図的な急減速をして被告者に追突された原告乗用車の過失を6割と認めた 横浜地裁 平成30年12月26日判決 ⑧幹線道路歩行横断中に携帯電話通話中の被告乗用車に衝突された75歳女子の過失を15%と認定した 大阪地裁 平成31年1月24日判決 ⑨市場内駐車場から進入してきた普通貨物車に衝突された原告自動二輪車は適切な速度を超えて走行していたと3割の過失を認めた 大阪地裁 平成30年11月20日判決 ⑩青信号交差点で対向右折車に衝突された直進原告自動二輪車は時速60キロメートル制限道路を超えて走行していたと3割の過失を認めた 大阪地裁 平成31年1月18日判決 ⑪96年式外国製スポーツカーの修理部品が生産中止で修理不可能なため現在の時価額2000万円を車両損害と認定した 東京地裁 平成30年12月20日判決 ⑫前件控訴審で10級非器質性精神障害認定も1級高次脳機能障害が残存していたと主張の本件訴訟は実質的に後遺障害の再度の心理を求めるもので追加請求を認めるのは信義則に照らし相当ではないと請求を棄却した 東京地裁 平成31年1月22日判決 ⑬深夜コンビニ駐車場で駐車車両にX車を後退させ逆突させた第1事故はXの故意とし、役1年2ヶ月後の参観道路のカーブ地点で横滑りしてガードレールに衝突の単独第2事故はXの重過失としていずれも保険金請求を棄却した 東京高裁 平成30年12月6日判決