人気の「Opal(オパール)毛糸」で編む、梅村マルティナさんの編み物の本
宝石の名前のついた毛糸「Opal」。
その名前のごとく、一本の毛糸の中に何色もの色が、変わるがわる現れるカラフルさが魅力のソックヤーンです。
特別な模様編みなどをせずとも、普通に編み進めるだけで、魔法のように華やかな模様が現れる様子は、多くの編み物愛好家を惹きつけてやみません。
その毛糸を一躍日本に広めたのは、本書の著者でもある「梅村マルティナ」さん。
本書は、マルティナさんのオリジナルOpal毛糸で編んだ作品約40点とその編み方を掲載した“手編みのレシピ本"です。
それとともに、宮城県気仙沼市において被災地支援・復興活動をしている著者の活動も掲載。
さらには、Opal毛糸を製造しているドイツのTUTTO社を訪ね、毛糸の魅力を余すところなく紹介した、読むだけでも楽しめる一冊です。
さあ、あなたも、魔法の毛糸の世界に触れてみませんか?
著者について
梅村マルティナ(うめむら・まるてぃな)
ドイツ生まれ。1978年、医学研究者として来日。京都大学大学院医学研究科博士課程修了ののち、ドイツ語講師として働きながら、ドイツ製の毛糸「Opal(オパール)」を使った編み物作品を制作し、評判に。東日本大震災後、宮城県気仙沼の避難所に毛糸を送ったことをきっかけに活動の場が広がり、2012年に「梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ(KFS)」を設立。毛糸の輸入販売、毛糸製品の加工・販売、編み物教室などを行っている。