• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1955 2015.12.10

①35歳女子の9級主張高次脳機能障害は意識障害及び画像所見認められず事故後7ヶ月で治癒とし後遺障害の残存を否認した ②10歳男子Xの5級主張脳脊髄液減少症は最も信頼に足りる厚労省基準に基づき発症を否認し、消滅時効完成によりXらの請求を棄却した ③左方確認せず左折発進大型貨物車に轢過死亡の19歳男子自転車はやや明るい交差点横断を無灯火進行等で5%の過失を認めた ④青横断自転車Aを轢過した左折大型貨物車の左方死角になりやすい等から安全確認重視として、Aの過失を否認した ⑤狭路交差点における左ハンドル原告ベンツの右折時の接触につき、ドライブレコーダー等から過失を50%と認定した ⑥呼びかけに「大丈夫です」と答えた30歳男子自転車の赤横断過失75%と認定し、左膝半月板損傷による後遺障害を12級と認めた ⑦減収認め難く53歳男子会計士・法人代表の休業損害を否認し、経済的一体関係認められず企業損害も否認した ⑧46歳男子支柱の死亡慰謝料2,800万円、妻250万円、子200万円、計3,250万円の慰謝料を認めた ⑨8ヶ月前には自転車で転倒、4ヶ月前には階段転落の41歳男子が急ブレーキで受傷6ヶ月の慰謝料を80万円認めた ⑩売上金、ロレックス等積載の被保険ベンツを路上駐車していて、破壊盗取されたとする保険金請求はXの意図に基づくとして請求を棄却した ⑪自転車を避けての橋柱等へのアウディ衝突はブレーキ痕もなくエアバッグ展開も速度コントロール結果の意図的な事故として車両共済金請求を棄却した ⑫時価80万円の乗用車に車両保険金額140万円、約束なく友人宅訪問途中の自宅から3.5㌔㍍の池に転落事故は故意と認定して請求を棄却した ⑬委任弁護士への報酬金等の保険金請求は通院の必要性・相当性等認められず、本件「事故により被った身体の損害」とは認められないと請求を棄却した ⑭投石、突風建物被害は裏付なく、損害乖離の不合理共済金請求は故意認定して請求棄却した

>> 続きを表示