• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1941 2015.5.14

①最高裁は、11歳男子Yの蹴ったサッカーボールが校庭から飛び出てA自動二輪車転倒はYの両親に予見可能性はなく監督義務を怠らなかったと賠償責任を否認した ②右折発進乗用車と衝突の36歳女子3級主張高次脳機能障害等は他覚的所見なく14級9号認定した ③63歳女子の高次脳機能障害等の主張は事故直後集金に赴く等、症状は2年10ヶ月後発症等から因果関係を否認した ④1級1号残す74歳男子の入院付添費と自宅介護費を否認、施設介護費を損害と認定した ⑤正面衝突された44歳主婦のRSD、PTSDを否認し、併合5級主張を併合9級認定した ⑥時速20㌔㍍で衝突から戦慄疑問等とし52歳女子のPTSDを否認、14級非器質性精神障害を認めた ⑦追突の初診時に訴えなく約2週間後に歯科受診から歯部の亜脱臼等後遺障害との因果関係を否認した ⑧自賠責12級醜状の63歳男子の事故前の頭蓋人工骨は外されたままで10級27%労働能力喪失を認め、感染等の既往で3割の素因減額を適用した ⑨脳挫傷等受傷の67歳女子の肺塞栓症死との因果関係を認め、高血圧等の素因で1%減額を適用した ⑩違法駐車でX原付自転車の進路を妨害の非接触Z車に5%、合図せず進路変更のX車に80%、追い抜きでX車接触のY車に15%の過失を認めた ⑪徹夜明け乗用車に衝突され死亡の49歳身体障害者2級男子の左からの歩行横断の過失を15%認めた ⑫赤になった交差点に速度超過で進入の直進原告自動二輪車6割、衝突まで気付かず路外から左折進入被告車4割の過失を認めた ⑬原告「記憶がない」、被告「認識がない」との事故態様で目撃証人、衝突痕等から原告原付自転車の過失を2割と認めた ⑭歩道で携帯電話を使用歩行中、被告自転車に衝突された原告の過失を否認した ⑮監視カメラの映像から原告主張「認められず」被告鉄道会社車掌の注意義務違反・過失を否認して請求を棄却した ⑯被保険車両セルシオの海中転落後に水没携帯電話使用等、「合理的な疑い」等で請求棄却した

>> 続きを表示