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  • Author曽野綾子/著
  • Publisher小学館
  • ISBN9784093794473
  • Publish Date2006年5月

すぐばれるようなやり方で変節してしまう人々

“上流だろうが下流だろうが、面白い人は面白い”―「作家修行を始めた頃、私は作家になれれば、後は全くどうでもよかった。差別され、卑しめられることなど何ほどのことでもない。誰が侮蔑しようとも、その道はひっそりと輝いているという矜持と確信があった。そういった矜持はどこへ行ったのだろう。人の評価など、すべて相対的なものに過ぎないのに」(本文より)―現代日本が抱える様々な問題、国政、外交、人権、メディア、老化、貧困などをテーマにあげ、卓越した批評眼によりやせ細りするニッポンの病巣を摘出する。“この国に明日はあるのか?”を鋭く問いかける警世のエッセイ集・週刊ポスト連載「昼寝するお化け」の第七弾。

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