とうさんは、まほうつかい。かあさんは、まじょ。ふたりのあいだでそだったむすめのワンナ・ビーは、6さいになると、まじょの学校にはいりました。大きくなったら、りっぱなまじょになるために。ところが、ワンナ・ビーは、学校のべんきょうがとってもにがてだったのです。先生は、とうさんとかあさんをよんで、いいました。「ざんねんですが、おたくのおじょうさんはまじょにはむいていないようです」 でも、ワンナ・ビーは、そんなことぜんぜん気にしていませんでした。