大富豪が多いと言われるアメリカなどの欧米諸国では、早期から子どもへの金融教育が導入されています。
10歳ぐらいの子どもが単元未満株どころではなく、本格的な株を持つことは珍しくありません。
実際に株を運用することで、経済状況や株の乱高下など身をもって勉強するという実践教育。アメリカ出身の有名な投資家の多くが、初めて株を持った年齢がほぼ10から11歳であると言われています。
株を運用することは経済学を同時に勉強することになるので、若くして大起業家が誕生するというのも不思議ではありません。
世界では、このように学校の授業の中=カリキュラムの中で「お金」について学んでいるところが多い中、日本ではそうした「マネーリテラシー」を身につけるための授業を受ける機会がほとんどありません。
「一生モノのお金の基礎知識」(いかに稼ぎ、貯め、増やすのか)は、日本以外の海外では、学生時代に叩き込まれる「基礎教養」なのです。
そんな中で本書では、
アメリカの高校生が学んでいる教養として必ず身につけるべき、「世界標準のお金との付き合い方の
基礎知識の教科書(稼ぎ方、貯め方、増やし方)」をひもとき、一冊にまとめます。