• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1930 2014.11.27

①左背後から貨物車に衝突された32歳女子のPTSDは生命の危機にさらされる恐怖を受けたとは認められず診断基準を満たすのは困難と否認し14級非器質性精神障害と認定した ②61歳男子の7級高次脳機能障害主張には器質的損傷なく精神障害の程度は9級相当と認定した ③交差点に気付かない乗用車に衝突され車外に放り出されて死亡の33歳男子のシートベルト不着用等で15%の過失を認めた ④四肢麻痺を残す統合失調症を患う40歳男子無職の後遺障害逸失利益をセンサス男子全年齢平均の2割を基礎収入に労働能力喪失80%で平均余命の39年間認めた ⑤診断医師も後日診断基準非該当認める等からRSDを否認して38歳男子の後遺障害を自賠責同様14級認定した ⑥5級主張の男子の軽微接触後に経時的に症状多彩、悪化も他覚所見なく後遺障害との因果関係を否認した ⑦車道幅6㍍片側1車線道路の渋滞車両を追い越して中央線を跨いで進行被告車と衝突の対向自動二輪車の過失を5%と認めた ⑧圧雪・凍結高速道路での多重追突事故の共同不法行為責任に関しては、Y11、B4、X5の過失割合を認定した ⑨高速道路で後退乗用車に衝突された47歳女子に頸椎症性脊髄症7級4号認定し、40%の素因減額を適用した ⑩68歳男子の1年3ヶ月前の事故での14級9号後遺障害に本件事故での14級9号発生として、5年5%の労働能力喪失を認めた ⑪労災12級認定の既往症有する55歳男子に14級9号後遺障害を認め15%の既往症減額を適用した ⑫追突された専業主婦の通院頻度が1年1ヶ月後から月20回以上も改善見られず、1年3ヶ月後症状固定で14級認定した ⑬被告車とは非接触も急ブレーキ等で62歳男子の右手月状骨骨折、右第8肋骨骨折等により14級9号後遺障害を認めた ⑭ドアミラーでの立体駐車場損壊による利用者の解約等の損害を否認し修理費6万円余の損害を認めた

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