• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1928 2014.10.23

①53歳女子主張の5級外傷性てんかんは軽度外傷性脳損傷認められず脳波にも異常ない等から発症を否認して頸椎捻挫等の14級認定した ②38歳男子の右膝CRPSは自賠法施行令上での後遺障害とは認められないが日本版CRPS判定指標は満たすとして12級13号を認定した ③57歳女子の12級主張低髄液圧症候群は起立性頭痛なく3回のブラッドパッチも症状の改善認められず各診断基準から発症を否認した ④30歳女子の脳脊髄液減少症は起立性頭痛なく髄液漏出否定から診断基準に合致しないと否認し、事故後1年で症状固定とした ⑤42歳男子土木作業員は、事故後「就労意欲を全く失っており」3年の休業損害は6日分100%、以降素因減額で15%に限り認めた ⑥高齢と共に将来収入は減少すると62歳女子の後遺障害逸失利益を実収入の10%減収を考慮して基礎収入を認定した ⑦1人での長距離運転可能も膀胱直腸障害等から48歳男子の症状は5級相当と認定した ⑧47歳男子の5級2号後遺障害主張には他覚的所見なく自賠責同様の14級9号認定した ⑨接触後の受診で炎症が認められた左肩峰下滑液包炎との因果関係を認め自賠責12級認定を14級9号認定した ⑩報酬返還、休業との因果関係認められず企業損害、代理店収入ともに損害を否認した ⑪フォークリフトの資格を有し職業安定所通い、無償で実家の農業手伝う63歳男子の後遺障害逸失利益をセンサス同年齢の50%を基礎収入に認めた ⑫被害者X、加害者Yとの間をZが「緊密な意思疎通」の故意事故として対物賠償保険等への請求を棄却した ⑬消費税滞納時に初度登録から4年レクサス購入、半年後の水没保険金請求は「偽装」として請求棄却した ⑭火災による保険金請求は原告とBとは住宅ローンの名義貸しの仲、意を通じたと故意免責で請求を棄却した

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