①意識障害及び画像所見等なく13歳女子の高次脳機能障害を否認、脳脊髄液減少症も起立性頭痛及びブラッドパッチの改善認められないと否認し、示談は錯誤なく有効と認定した ②原告女子の両手関節TFCC損傷は軽微接触で1ヶ月後の症状訴え等から事故との因果関係を否認した ③クリープ現象の乗用車に追突された50歳男子の左肩に外力が及んだとして、12級6号左肩関節機能障害を認めた ④転倒二輪車Aの轢過を避けられた可能性がなかったとはいえないと被告大型貨物車の自賠法責任を認めた ⑤右折矢印信号で右折中の原告車に赤信号直進被告車の衝突は被告の一方的過失と認定した ⑥夜間、カーブ等見通しの悪い横断歩道上で時速40㌔㍍走行の原付自転車に衝突された68歳女子歩行者の過失を否認した ⑦黄進入乗用車に衝突された20歳男子の赤横断歩行者の過失を55%と認定した ⑧追い越し後パッシングを受けブレーキを踏んで被告乗用車に追突された原告乗用車の過失割合を1割と認定した ⑨客を見つけ車線変更タクシーと非接触の転倒自動二輪車の過失割合を10%と認めた ⑩7年間に5回の被害事故を受ける64歳女子原告が自転車搭乗中に被告乗用車と衝突の症状は前事故と重複等から本件事故での受傷を否認して請求棄却した ⑪1本しかない鍵は常に所有者が所持、Yはその都度、事前の許可を得て使用していた等から他車運転特約が適用されると認定した ⑫原告の損害賠償請求権の除斥期間の起算点は加害行為時である事故当日として除斥期間の20年経過により請求棄却した ⑬元妻Yの指定口座への保険金請求は原告により包括的に付与された代理権の範囲内の入金として原告の請求を棄却した ⑭高級車にも車両保険附帯しなかったXが車検満了半年時点で下取価格の2倍以上の車両保険附帯の経緯不自然等から盗難を疑いなく立証しているとはいえないと請求を棄却した ⑮初度登録8年、走行距離巻き戻しベンツの車両保険更改契約後の全周落書き傷は原告の故意認めて請求棄却した