• Author自動車保険ジャーナル

自保ジャーナル No.1959 2016.2.11

①19歳男子大学生の失神・転倒とY乗用車の接触を否認してYに無責判決を下した ②自転車搭乗中に乗用車に衝突され受傷の60歳女子の右肩腱板断裂は事故後約3ヶ月間MRI検査が実施されず客観的資料もない等から事故との因果関係を否認した ③乗用車助手席に同乗して赤信号停止中のXに後続車の衝突はクリープ現象による極めて微弱な程度としてXの受傷を否認した ④37歳男子の右膝半月板損傷は事故6日後に初めて痛みの訴え等から本件追突事故との因果関係を否認して自賠責同様頸部痛等併合14級認定した ⑤併合9級主張の54歳男子両足受傷の後遺障害を併合11級認定し、道路横断は駐車禁止場所に駐車の妻の過失を含め2割の過失相殺を適用した ⑥被保険乗用車を下車した際、当て逃げ車両に衝突された右肘等の傷害による人身傷害保険金請求は約1年の受傷期間を認めた ⑦夫経営の中華料理店で稼働する女子の基礎収入を申告する専従者給与額で認定した ⑧交差点で後退被告車と衝突の日傘を差して一時停止道路から進入65歳女子自転車の過失を30%と認めた ⑨片側2車線道路に一時停止後左折進入した原告乗用車の過失を90%と認めた ⑩右折被告車と衝突の青直進原告自動二輪車に確認不十分の過失10%を適用した ⑪治療を要しない受傷でZ歩行者とB整骨院による保険金の水増し欺罔行為を共同不法行為として甲損保の調査費用損害を認容した ⑫保険代理店Bの欺罔行為は被告甲生保が相当の注意をしたとまではいえないとし原告に6割の過失を認めて損害を認容した ⑬原告の損害は道交法第65条1項に定める酒気帯び運転に相当する状態で生じたとして約款免責により保険金請求を棄却した ⑭700万円で取得の休業中の被保険ホテル放火による保険金請求は新契約5,100万円締結11ヶ月後の解錠室内に助燃剤用いての放火でXらの故意と請求棄却した

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